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介護を考えたリフォームの難しさ。

2015年4月20日

介護を考えたリフォームの難しさ。

2015年04月20日

先日、東京でパナソニックの新商品の発表会に合わせて、

介護リフォームについて勉強する機会があり、

とても勉強になりましたので皆様にご報告&備忘録として書かせて頂きます。

お伝えしたい事がいくつもあるので、今回はトイレについて。

 

介護を考えたリフォームの場合は、以下を参考にして頂ければと思います。

 

①手すりを動線に合わせて付ける事は勿論の事、

②出入り口部分を広く出来る間取りであれば、車いす対策の為、絶対拡張!(80cm以上は必須です)

③これも構造についてクリアしなければですが、トイレは横向きに設置。

→車いすから移りやすくする為ですね。

④勿論、出来ればトイレ内に車いすを置けるスペースがあると良いです。

⑤トイレと床の段差は出来るだけ0mmで。最悪でも8mm以内に抑えて下さい。

→車いすは、8mmの段差でも乗り越える事が大変なんです。

⑥そして床は硬めの素材で!やわらかいと車いすは転回しづらいんです。

⑦最後に、壁やキッチンボード(キッチンのコンロの壁廻りに貼ってある素材です)に変更して下さい。

 

私のお聞きした感じですと、①②③④⑤は大体ご存じなんですが、⑥⑦は以外とご存じ無い方が多いようです。

⑦については、汚してしまった場合に掃除をする家族の為のリフォームです。

 

壁がクロス貼りですと、汚れる回数が増えてくると汚れの色が定着してきますし、掃除も大変です。

その点、キッチンボードは油汚れ等にも強い素材且つ、掃除しやすい素材ですので

それだけでストレス度合いが変わってきます。

⑥も筋肉が少なくなった高齢の方には、ちょっとした床の柔らかさもトイレを遠くさせる原因の一つとなります。

 

このようにトイレのリフォームだけでも、考えなければならない点が一杯あります。

 

今は健康でも、ちょっとした事でガラリと生活が変わってしまいます。

そんな時、介護される方を勿論最優先で考えたリフォームをすべきですが、

是非、一緒に住まわれるご家族の事も考えたリフォームを行って頂ければと思います。

安さやメーカーも大事ですが、日々のストレスはお金に換えられません。

 

ちょっと高くても、きちんとしたリフォームをしたおかげで、

自宅でお風呂に入れたり、自分で用を足す事が出来る事は、とても大事な事だと考えます。

 

是非、ご家族様で機会があれば、家族のこれからの20年間の在り方についてお話しされてみて下さい。

 

宮本